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【2019ラグビーW杯】悲願の8強シミュレーション…命運握る開幕戦 理想の相手は?

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 日本の12会場を舞台とするラグビーW杯2019年大会の開幕まで、20日であと2年を迎える。決勝戦2年前の11月2日には注目の試合日程が発表される。9回目にしてアジア初のW杯。東京スタジアム(味の素)での開幕戦に登場する日本代表にとって、1次リーグ各組上位2チームの計8チームによる決勝トーナメント進出にはどのような対戦順や会場が望ましいのか――。

 いきなり難敵か、それとも脅威感の低い相手となるか。アイルランド、スコットランド、欧州予選勝者、欧州・オセアニアのプレーオフ勝者という1次リーグA組の相手と日本代表がどのような順番で対戦していくのかは、悲願の8強への戦い方にも影響が及ぶだけに現時点で最大の関心事だ。

 試合日程はラグビーの国際統括団体「ワールドラグビー」が決め、大会組織委員会や開催国側の意向も反映される余地があるといわれる。開幕戦については、組織委の嶋津昭事務総長が5月の組分け抽選会時に「日本戦でやる」と話した。

 抽選会から約3週間後の5月末、W杯関連イベント「みなとスポーツフォーラム」では出席者からこんな声が出ていた。

 当時は日本ラグビー協会・男子15人制日本代表の強化副委員長だった元代表の永友洋司氏(46)は、関係者とのざっくばらんな会話で「最初の3つを勝ちたい。3勝して(1次リーグ最後の)4戦目を迎えるのがいい」という話が出たことを紹介。具体名は明かさなかったが、序盤は必勝の雰囲気をのぞかせた。

 同席した国際情報に詳しいラグビージャーナリストの小林深緑郎氏は、欧州予選通過がルーマニアという見解を前置きして、初戦は「ルーマニアがいい。(アイルランドやスコットランドと)いきなりもないことはないが、もし太刀傷を受けると…。お客が入るカードは取っておいて、勝てるところと」の対戦が望ましいと語った。

 日本の全対戦相手はおおむね見えてきた。欧州予選はルーマニアが突破有力。欧州2位とオセアニア3位によるプレーオフの参加国は、組分け抽選会後にオセアニア側がサモアに決まった。欧州2位がどこであれサモアが優位とみられる。

 日本は6月、来日したルーマニアを33―21で破り、当時世界3位のアイルランドには22―50、13―35で敗れた。スコットランドには前回W杯で唯一の黒星を喫しており、昨年は日本に迎えて13―26、16―21と連敗。サモアには前回W杯で勝っているが、過去にW杯ベスト8の実績があり、ルーマニアより格上だ。スコットランドはさらにこの6月、アウェーでオーストラリアから殊勲の白星を挙げている。

 開幕戦でアイルランドやスコットランドを撃破すれば、当時世界3位の南アフリカを破った前回15年大会の再現となり、快進撃への道を開く。ただ、敗れた上に大型選手を擁する両チームと激突して負傷者が出たり、ダメージを引きずると苦しむ。一方、予選組との開幕戦なら勝つ可能性は高まるが、カード自体のインパクトは弱まり、敗れた時の追い込まれ具合は前者の比ではない。

 理想的な日程だったとされるのは、1991年大会の予選。初戦で比較的戦いやすいトンガを倒し、勢いをつけて最大のライバル韓国に勝利。格上で負傷リスクのある西サモア(当時)は、最終戦に置かれ敗れたが、W杯出場権は韓国戦で獲得していた。この試合日程には日本側の要望がくまれていたともいわれる。

 この前例に従えば、やはり19年大会も予選組との序盤戦が望ましいところか。

 サポーターの力を最大限受ける上で、試合会場も重要ポイント。初戦以外の3試合がどこになるのか。入場料収入が大きな財源となる組織委にとって日本戦はドル箱だけに、7万人超の横浜国際総合競技場(日産スタジアム)や5万人のエコパスタジアム(静岡)、4万5000人の豊田スタジアム(愛知)、4万人の札幌ドームが規模の上では有力候補。ただ、横浜やエコパは陸上のトラックがあるため、スタンドとの距離感が強まる。

 前出の91年大会予選では聖地・秩父宮で全試合が行われ、サラリーマンが平日昼間に仕事を抜け出し応援に来たと伝説化した。今回秩父宮は会場から外れており、西の聖地・花園(東大阪市)を望む声も強いが、3万人収容と数の上では不利も否めない。

 11・2は日本の命運を占う日となる。

★強豪とのテストマッチ目白押し=開幕2年前を迎え、20日から決勝2年前の11月2日に各地で関連イベントが行われ、優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」が巡回する。ジョセフHC率いる日本代表は10、11月に世界選抜、世界ランキング5位でW杯優勝歴のあるオーストラリアを国内に迎え、その後の海外遠征でW杯出場を決めたトンガ、世界8位のフランスと対戦する。一連の国際戦に向けた日本代表候補も選ばれ、候補合宿には6月のテストマッチには招集されなかった15年W杯代表のSO小野晃征(30=サントリー)や左ヒザの手術から復帰したリオ五輪7人制代表のWTBレメキ・ロマノ・ラヴァ(28=ホンダ)らが参加した。15年大会主将のFLリーチ・マイケル(28=東芝)は6月の試合から代表に復帰している。昨秋の遠征では15年大会8強のウェールズに30―33と迫った日本。来年は世界1位のニュージーランド、15年大会で日本を率いたエディー・ジョーンズ氏が指揮を執る北半球最強イングランドとの対戦も決まり、ファンにはたまらない試合が待っている。

★予算総額465億円=組織委は12日の理事会で大会予算を承認。現時点での暫定的な金額のため公表されなかったが、関係者によると、予算総額は465億円で、支出のうち大会運営費として330億円が盛り込まれている。収入ではチケットの売り上げが予算の約半分を占め230億円となっている。今後は11月2日に発表される試合日程を踏まえ、より具体的な精査と運営費の削減に取り組む。大会準備に関しては、嶋津事務総長は試合会場や公認キャンプ地周辺の宿泊施設に関し、ワールドラグビーから準備状況の遅れを指摘されていることを明かし「ホテルがW杯水準であるかの判断が甘いという指摘を受けた」と話した。
(この記事はスポーツ総合(東スポWeb)から引用させて頂きました)









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